2013年6月19日水曜日

【2013/6/17】劇のパズル

どうも、森です。

先週も書きましたが(そして来週も書きますが)、第2期参加者を募集中です!
http://www.gekken.net/actorslabo/takatsuki/offer.html
直接口頭で伝えると「ああ、募集してますよね」「興味はあります」というお返事がほとんどですが、待てど暮らせど「参加します!」「見学させてください!」というご連絡がありません(あ、言っちまった)。
とにかく少しでも興味のある方はご連絡ください。よろしくお願いします。

それからお知らせがもうひとつ。
Twitterで毎朝(!)関西の公演情報を発信されている@DFG_Osakaさんが「演劇のしおり」というプロジェクトを開始しました。
よく書店のレジ横に出版社や展覧会のしおりが置いてありますが、演劇も書店さんと連携してあのしおりで広報してみよう!ということで試験的に展開中です。
で、その試験的に配布されているのが他ならぬ『星座から見た地球』のしおりなのです!
じゃあん
今回はお試しということもあり、配布部数や書店は限られていますが、見かけたら是非お手にとって持って帰ってご利用いただいて劇場にお越しください!


今日の稽古はアナグラムの確認をするところからスタート。
少しやってみて様子がわかったところで、次は伝さんとようこさんがやっていた夫婦の場面を確認。ウォーリーさん、いくつかのパターンを検討しながら全体の構成を考えているようです。

次は暗闇のなかで「演じること」について語る場面。
動きながらではなく呼吸音をみんなで出しながらの語りに変更し、さらに呼吸音の聞こえる暗闇のなかでの数人の会話にしてみます。
やがて呼吸音が大きくなるのに合わせて、気配を消しつつ舞台上を次のシーンの位置に移動、呼吸音をカットアウトしたところで照明が明るくなる、という段取りに落ち着きました。
現在どんな作業をしているのか把握できず困惑しているメンバーに「今はパッチワーク的な作業をしています」とウォーリーさん。
どうやらこのシーンはアナグラムの次に配置され、病院屋上のシーンに続いていくことになるようです。

というわけで、そのまま病院のシーンへ。
伝さん以外の全員でひとつの風景をつくっていたシーンでしたが、まず岳良に「ひとりだけ舞台上から遠く眺めている」という設定が、それからていさんに「洗濯物を干しているひと」、さえこさん・浦瀬さんに「看護婦さんと患者さん」という設定が付与えられました。
岳良が気付くのは遠くから接近する台風、そして岳良に加えて伝さんが「んん?」と気付いたところで一旦全員退場。
浦瀬さんを筆頭にみんな、鳥になって再登場します。
やたらかわいい鳥ら
一度やってみたのち一旦退場するのをやめて少しだけ動いて鳥になる、という段取りに変更。「鳥って電線とか木から飛び立っても少し飛んでからまた戻ってきて止まったりするよね」ということで、そんな動きも加わりました。

このあと父子になる岳良バードと浦瀬バード

5分間の休憩の後、鳥の場面の続きをつくっていきます。
紆余曲折を経てシーンの展開が決まったので要約してみました。

1.マージャン語(「チー」「ポン」「ツモ」等々)で話す鳥ら
2.鳥ら、ようこさんの「ロン」の一言で浦瀬さん以外が飛び立つ(=ハケる)
3.舞台奥を駆け抜けていく少女ヤコ
4.電線の上を歩く猫(さっちゃんのTシャツ)と小鳥の浦瀬さんが対決

……わからねえ!!
って、ましてやブログしか情報のない皆様方におかれましてはいよいよ意味不明のことと存じます。つきましては毎度のことで恐縮ですが、稽古場動画のほうをあわせてご笑覧いただければ幸いです。

鳥と猫の対決のあとは映画館の場面へ。
今まで舞台奥に映画館のスクリーンがあるものとして奥を向いて座っていましたが、客席のほうを向いて座ることに変更。
上映中の映画と、なぜか糸電話で会話する父子
「つまんない」とお父さん(浦瀬さん)に伝えたら「外に出ていていい」と言われた少年(岳良)。映画館を飛び出してデパートの屋上へ。
そこで少年は不思議なおじさん(伝さん)と少女(さっちゃん)に出会います。
伝さんから惜しみなく発揮される不思議なオーラに感化されていく岳良少年
なに、してるの…?
そのあとはもともと岳良がさっちゃんを追いかけるという展開でしたが、ひっくり返してさっちゃんが岳良を追いかけるという展開に変更。伝さんはそれを牛乳瓶の双眼鏡で観察し続けます。
さっちゃんと岳良と伝さんは様々な人びとが行き交う往来を歩いていきます。
やがて伝さんはイスに座り、段ボール箱を持って登場したようこさんによって場面は引越しの情景へと何気なく移行していきます(岳良とさっちゃんは追いかけっこをしたまま退場)。

ここまで決まったところで、今度は2分間の(たばこ)休憩。
休憩明け、幕開きから今つくった場面までを通してみました。

そのまま続きをつくっていきます。
このあとはようこさんが伝さんから奪った本を読むという場面でしたが、ようこさんに一度これまで通りにやってもらったあと、ようこさんではなく他のメンバーがすれ違いざまに本を断片的に読みつないでいくという方法を試してみました。

本の読みつなぎができたあと、Dのエピソードをドロップ読みする場面で紙飛行機を飛ばしながら読んでみるという実験をしました。
自分の読む箇所で紙飛行機を飛ばし、取りに行ってその場で止まり、また自分が喋るときに飛ばすのを繰り返します。
飛ばそうにも飛ばない紙飛行機に悪戦苦闘の呼吸ら。
紙飛行機だけじゃなく台詞もがんばってくださいね!

最後に「呼吸らのテーマ」を練習。でもやっぱりこれはむずかしい!?
稽古場にいらしてくださった作曲者の桂さんから拍のとり方など直接アドバイスしてもらいましたが、なかなか上手くいかずタイムアップ。
またがんばっていきましょう。



言わずもがなですが、公演のご予約お待ちしております。
ご予約はこちらからどうぞ ☞  http://www.gekken.net/actorslabo/takatsuki/worry.html




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