お久しぶりです。伊藤です。
関西に戻ってきました。ウォーリークラスの様子を報告します。
この日のワークは、舞台美術を作成していくことから始まりました。
小道具と衣装を吊り下げてきます。
まず小道具を出していきます。みんなの遊び道具です。 |
舞台上に紐を張り巡らせます。 ポイントポイントで服を吊ります。 |
ポイントポイントで服を吊っています。 |
たまに懐中電灯を使います |
といった舞台です。
この日は、お昼に劇場の打合せもありました。舞台監督の若旦那さん、照明の根来さん、音響の近松さん、美術のさかいさんも劇場打ち合わせに来られまして、そのまま稽古場にも来られました。そして原作者である福永さんも稽古場に来られました!!!
ということで、舞台美術をひとまず仕上げた後、ウォーリーさんから台本Ver2がきたので、みんなで黙読しました。その後、全体の話をウォーリーさんから。
1.冒頭は、CTTの流れを組んだ話。
2.その流れでロミオとジュリエットが展開されます。
3.ABCDのREMIX
(上記は僕の僕用のメモです。)
いくつかのシーンを稽古していきました。
★8カウントのシーン
デハケのタイミングを取りながら、動線も決めて行きます。
挨拶は誰かをみつけて。関係性の構築。動線を作り上げる。
下手 菊ちゃん、YAKO、伝さん、浦瀬
上手 ようこ、がくりょう、てい、かなえ
ルール:挨拶は他者を探す。同じ人同士で挨拶を交わし合うことはダメ。
*映像を見て確認すること。
伊藤所感
*挨拶をかわす人間が明確化されないことについて
*手をあげる方法一つで、キャラクター化できる可能性があるかも。
俳優が自ら動きをつくり、自ら方法論を探して行く稽古場、これが呼吸らです。
見つけた原石を磨くような稽古。スピードは自在に変化する、これが呼吸らです。
何がどうなるのか、どうが何になるのか、まるでわからない世界。これが呼吸らです。
★病院の屋上というシーン
それぞれが自分の時間を過ごしている。
★アナグラムのシーン
星座から見た地球 呼吸ら
所感
・懐中電灯の大きさが違うことが面白い。
・服の後ろから、懐中電灯で服を照らす。
★小鳥シーン(浦瀬)
チュンチュン話す、麻雀用語を話すなど試す。
★ドロップ読み
*言葉の分断、だるまさんが転んだ
66pを読む
★伝さんの双眼鏡、何かを覗いている
★バーレッスンの模様 YOUTUBE有
http://www.youtube.com/watch?v=th2KKNAgmtM
最後には、福永さんとの一問一答座談会もありました。これが、創作のヒントがかなり隠されていたと思います。すごく楽しい一問一答でした。
考察などに関しては、また次回にします。ひとまず、この日は呼吸らの現状が色々と分かった日でした。稽古、大変そうですが、僕はわくわくています。
0 件のコメント:
コメントを投稿