2012年11月19日月曜日

路上演劇(仮)終わり、反省会諸々



路上演劇(仮)が終わり、反省会諸々です。この日は、話が色々な方向に転がりました。しかし、中間発表としてのパフォーマンス後に、こういった正直に、赤裸々に色々と語り合う会が持てて、本当によかったと思います。この日、メンバー1人が諸事情により、呼吸らから少し離れることになりましたが、チーム全員、それを真っすぐに受け止め、心温かい雰囲気の中、ワークを終了することが出来ました。練習量が増えるだろうこと、俳優として立つということ、メンバーそれぞれが、自主的に考え、意見を出し合い、一つのチームが出来上がっています。

以下、ワーク中に書き込んでいるメモをそのまま掲載します。

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終わったあとの感想を言い合う
・度胸がついた。役者が能動的に。
・惹きつける要素を考える必要性。
・何かやってるなあ、では止まってくれない。
・いつもは自分の安全圏を死守していた。無理やり外に出されることで、ちょっと意識が変わった。
・かっこ良く見えるようになりたい。
・頭で考えることが多かった。言われてすぐにからだをうごかせるように。瞬発力。
・成功も失敗もない、と聞いたら楽になった。ダメでも成功だと思う意識になった。
・指示待ちじゃなく、自分をプロデュースする力が必要だと感じた。
・スポーツチームのアイデア不足になってしまった。
・最初の第一印象から先へ進めないのが、反省点。
・コミュニケーションを投げてしまう個人的なくせがある。
・視野を広く、観客を巻き込めば良かった。
・警備員さんとの関係性を築けばよかった。
・ハプニングは楽しむべきだ、どの種類のハプニングも楽しむべきじゃないか。
・何かをしないと進まない、臨機応変でも進めないといけない場合もある。
・お客様のニーズを客観的に判断する、俯瞰の意識
・路上と劇場との俳優としての気の持ち用が全く違う、それにショックを受けた。
・あんまり楽しめなかった。気後れもあった、練習量が足りないため、自信が持てなかった。
・ダメな自分がわかっている、それを変えるために参加しているのに、物事を簡略化してしまう。やろうと思っていることを簡単なことに持って行ってしまった。
・みんながリーダーをやりたかったが、一度もリーダーになれなかった。大きな反省。




中間発表が終わり、初心に返り、以下の質問

俳優とは何か?
・与えられた役をやり切る
・他人に関わる怖さを知りつつ、
・何かしら周りに影響をあたえる
・自分を客観的に見て、魅せ方がわかる。
・勇気がある
・楽しめるポイントを見つけられる
・周囲を多角的に観れる
・観られる事に一種の快感を覚える
・役のいる世界と外の世界を繋げられる
・魅力ある人となり
・華も根もある
・自分も他人も信頼できる
・人々に感動を与える
・違う人生を提供する
・正直に嘘がつける
・感情を観客と共有できる
・パニくらない
・究極的に人間
・与えられた注文をこなせる
・肉体的にも精神的にも律している


面白い論点
・悪い俳優でも何かしらの影響を与える。
・本当に美味しいうどんとは何か?!?!

<客観視の話>byウォーリー
演出家としては、客観性は必要だと思わない。客観性とは安易に使っているんじゃないか。自分の目は自分でしか無い。誰からどう見られかばかり考えていては良くない。広い意味での客観性。狭い意味での客観性。

「自分の身体の大きさを知って欲しい。」

ウォーリーさんから一人バースデーの話
ぼくはYAKOさんの芝居が面白かった。しかし、ヤコさんが気づいていないおもしろさだと思う。ヤコさんの持っている人間的魅力なども全部含めて、客観性を伴ってパフォームできているかが問題。

自分を知ること。

適材適所?

客観性は、多角的に見ることと同じじゃないか?

自分がどういう人間なのか。良い悪いではなく。
目的に応じて、自分が取りうる選択肢の幅が広い=客観性がある。

集団行動している場合
何も決まっていない、基本フリー。目的が驚かすという場合、それを理解して、それを行動を取ったらこうなるんじゃないか、というパターンがある。それ以外にもたくさんある。選択肢が浮かんで、かつ行動ができる人。客観性がある俳優と言えるだろう。

広義の客観視では、型にはまる。
そうではなく、違う意味での客観視

洞察力、自己分析

自分のカメラの性能を知っておく。
その製造年代を知るべき。

自分のことがわかっていること。

客観視のLv

ウォーリー発案
客観視ゲーム
ルール)何かパフォーマンスする。しかし、ルールは破っても良い。
・片足で動く。常に輪を作る。 目的:不思議な気分にさせる
→栗脇さんの独り勝ち

ウォーリー所感
笑う人がいることは良くない。一人でもそういった人がいると、場が乱れる。

ルール)喋らない。身体の動きを止めない。 目的:感動させる

所感
与えられたタスクを俳優として処理しようとするのかどうか。

瞬発力とリーダー力

かっこ良く見せたいかどうか。
見せたい人:5人
かっこよさではなく、魅せられるかどうか
→全員挙手

肉体の改造は可能か?

演劇のメソッドに手をつける人は、かっこよさを求めている。
しかし、全員がそうなれるわけではない。

演劇を見ている場合、きちんと体が出て切る俳優が良いと思う。

一人誕生日がかっこ良いと思ってやっているかどうか。

かっこ悪いことも含めて、
基本的に第三者がつくる。

今回の一人誕生日に関して、
やこさんが面白くなったり、面白くなくなったりするには、周りのひとの力が必要。
客観的な視点を知ることで、作品の質が向上する。
お客様が周りにいたら、もっと輝いた。お客様との直接的なやり取りでいろいろとわかる。
普通は共演者同士でわかるものだ。

姿勢に関して
マイムの人は、姿勢をコントロールする。
一つの姿勢しかできない役者は、それしかできない。

来週の宿題
企画として自分プロデュースをつくる。俳優として。
例)スタローンがロッキーつくったみたいな。

練習量について
・練習について考えなければならないクラスである
・他のクラスがどんな練習量で行っているのか

路上パフォーマンスにおいての具体的な反省点
・パフォーマンスの方向性を早く確定すべき
・個人でやれることをやってくる、前やったことを忘れない
・現場での練習をもっとやるべきだった
・個人個人の特技を膨らませれたのではないか
・全体行動など、みんなで練習したかった
・お互いに見せ合いをしたかった
・ゲネをやらなければいけなかった

2月までの第3期
・あるテキストを行っていく。繰り返し練習をしようと、ウォーリー自ら言う事はない。だから、皆さんから積極的に言ってきて下さい。僕から何かを言うように、役者さん同士でも、役者さんから演出部にも、言うべき。気を使わないようにしなければならない。出来てない人が言いがちになる現場では、あまり良くない。ぜんたいを察知して、全体のことを言わなければならない。これはとても言いづらいけど、言うべきだろう。

・簡単な方向へ行ってしまった。ということを認識しているだけでも良いのではないか。

・アイデア出しでも、〆切を設ける、イエスノーをはっきりするなど、しつらえが必要。

・アイデア出しの時に、全くレスポンスが無いと、大変。

・つながろうとしすぎると、繋がれないこともある。

まとめ
・今日は建設的な話ができたんじゃないか。
・深夜のMLは良いのかの議論も出ました。
・路上でやってきづいたのは、身体のボキャブラリーが少ない。ダンスの時間を多くとる。

能動的とは?
2012のテーマ
観客とは能動的である。そこに命をかけたい。byウォーリー

来週
戯曲1冊、読み合わせ
プロデュース企画

再来週
ダンス発表、上限5分

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客観性について
離見の見
http://www.takasaki-kankoukyoukai.or.jp/products/blog/2012/10/post-305.html

研究報告 世阿弥の「離見の見
http://repository.aichi-edu.ac.jp/dspace/bitstream/10424/4581/1/kenjin28146134.pdf


サービス価値共創と日本の伝統的な「主客一体」 : 「おもてなし」文化における主客の関係とは
https://dspace.jaist.ac.jp/dspace/bitstream/10119/8683/1/2C06.pdf

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