2012年10月1日月曜日

好意を持っていることから


休み        岡田
遅刻        緑川

先週から第二期がはじまっています。

<本日のお題>
沈黙劇のワークを1時

堀川        誰かを見ている。本当は話しているけれど、沈黙劇にした。

岩崎        携帯をいじっている

今木        立って、携帯をいじっている、ガムを噛む

てい        電車にいる? 外を出る

上山

ヤコ

緑川
        

栗脇

浦瀬

菊池

関口


5人で

5人で


沈黙劇をやったあと、ウォーリー所感など
・演じることに関しての、人それぞれの考え方がある、それが端的に現れた。
・俳優は「何かしたがる病」がある。感染すると大変である。しかし、プロの俳優もこのウィルスと戦っている。吹越満さんのインタビュー「朝起きてからの5分間を再現する練習があるが、俳優はタイム感をうまく再現できない。正確な五分を表現できない。」
・先端の演技を見ていた。身体中心の演技と比較して考えると面白い。
・外から見た誰かを再現していた。何人かの人は、顔が変わって見えた。それは何だろう。きっと心の演技に関係するんじゃないか。「心の演技」
・お客さんのカメラアイの問題。
・5人でやった時、一人だけ浮いて見える人もいる。それは何か。
・演じるキャラクターの背景にある物語の量と観客に伝わっているものに差異はあるのか?
・キャラクターの背景物語は、演技をする上で必須なのか? ある方が良いのか。
・浦瀬「やろうと思ったキャラクターではないものをやってみた」
・模写をする上で、難しい対象者などはありえるのか?
・特別な人物 (例:指揮者)を模写するには、また違った能力が必要だろう

<好意ゲーム>
カードに参加者の名前が書いてある。その中から1枚カードを引く。そのカードに書かれた人に好意がある。ゲーム中できることは、歩く、止まる、座る。肉体的な接触は不可。

5分間やる。
それぞれ、誰に好かれていたのか、当てる。当たった場合は、抱き締め合うこと。

次の段階
カードを二倍にする。

日常的な所作で好意を伝えるのではなく、色々なパターンを試してみよう。
そうすることで、感じることが増える。体の動きをシンクロさせるなど。

3回目
カードを引くが、誰が誰を好きかを披露する。それを受けて、パフォーマンスとして成り立たせる打ち合わせをしても良い。

3回目のあと、ウォーリー演出が入ります。
<Aチーム>
緩急をもっとつけていこう。激しさを基調にやってみよう。

<Bチーム>
きっちりとしっとりと。ユニゾンをもっとユニゾンにする。気持ち少しゆっくり。
不思議な動きをもっといれて行く。非日常的な動きをいれて行く。

もう一度演出が
<Aチーム>
同じことしかしていない。好きである矢印がしっかりしているが、邪魔する方法がなさすぎる。好き嫌いの度合いをもっと作って、アイデアの引き出しを増やす。

<Bチーム>
動きがゆっくりだと顔が見られる。表情のルールを作ってください。
身体をもっといれる、身体に触れても良い。

<ウォーリーまとめ>
・Bチームは試していた。違いがはっきり認識できる。時間がない中で、Bチームぐらい変更しないと、時間がもったいない。有意義な時間の使い方。
・身体づくりをしましょう。それぞれの所作、どれも何もうまく行っていない。段取りの問題ではない。身体づくりができてから、作品の質が決まってくるんじゃないか。時間は無いが、身体をつくっていこう。
・出す能力はある。キャッチする能力、キャッチしてそれを返す能力を高めて行こう。そのあたりの発想を深めると、楽しくなるはずです。

<みんなの感想>
・Aチームもっと走れたんじゃないか。スピード感が欲しい。ノイズが欲しい。
・動きはできたが、表情ができなかった。
・ゆっくり動くのも汗が出るなあ。
・音楽の力がある!
・Bチームはもっと静かでも良かったのではないか。
・Aチームは、言葉がある世界を無言でやっている。だからこそ、物語をもっと見たい。
・Bチームは、もともと言葉のない世界、肉体的なビジュアル、体の問題が顕在化した。
・メリハリを作りたかったけれど、それができなかった。
・好意を感じた時、キャッチしたあとの反応ができないことに気づいた。
・Bチームが面白くなっていた気がした。好きな人、逃げる人、はっきりしていた。
・できることを考えるうちに、同じパターンになってしまった。
・呼吸をもっと考えたい。早かろうが遅かろうが、呼吸を合わせる必要性がある。
・前の3分芝居と今日の1分沈黙芝居と、演じる人によって、とても似ていた。
・手の動きが、表情豊かだった。
・演じている中で、加速できなかった。一気に加速する力。

<ラストの好意ゲーム>
もう一度だけゲームとしてやる。
みんなの感覚がどれだけ鋭敏になっているのか。
引いたカードの名前は言う。

<ラストゲームを終えて>
・全体を見る傾向がある人
・全体のムーブメントと距離感を於いて表現する
・カップル同士の対抗心、魅せる欲
・動きのパターンをもっと増やしたい
・好意をあまりにも無視されるとちょっと。。。
・好きな人を見失っていた、周りが見えなかった
・三角関係の、AとCでコミュニケーションとれていることがあった

ウォーリー所感
やっていて関係性が変わることが大事。変わらないのは、クローズな人である。
嫌いだった人が、好きになることだって、あり得るということ。
セリフのある劇を無言でやってみることだってある。今回のワークは、基本的にはドラマとも通底している。

パフォーマンスから感じる、受け答え。

FAQ
体を作るために何をしたらいいのか?
重心をつくること。腹筋、背筋、側筋を鍛える。

0 件のコメント:

コメントを投稿